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牧之原市(旧相良)お食事処 「助六」 の若大将日記


by suke-roku-sagara

被災地へ

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お久しぶりです。
店主の三浦です。

5月5日に営業を終え、片付けもなんとか終わり、8日には鈴木裕史(すずきひろふみ)さん(43歳)と原口新太郎(はらぐちしんたろう)君(27歳)の2人の社員さんと妻の安喜子にも集まってもらい、初めての顔合わせを兼ねたオリエンテーションと懇親会をやりました。

みんなすぐ打ち解けてくれて、お互いの良いとこや苦手なとこもなんとなく解ったみたいで、早くも冗談言いながら突っ込めるような間柄になり、最高のスタートを切れた気がします。

そしてスタッフ同士、お客様、業者さんとも家族のような関係でありたいという僕の新しい店の理念も理解してもらった上で、今は笑っていられる最高の関係だけれども、いつかは喧嘩になる事もあるかもしれない、でもその喧嘩はどうすればお客様により喜んでいただけるか、あるいはスタッフ同士お互いがより成長できるかという手段の食い違いで喧嘩するなら幾らでも喧嘩できる関係でいよう。

でもこの理念だけは忘れないでいこう。
と確認仕合いました。

初めに真面目な話カッチリして、みんなのベクトルが合うようにかなり深い話もできる関係になれたのは最大の収穫でしたし、その後の懇親会でつかわせてもらった御前崎の居酒屋さん
[ありがとう]さんで、居酒屋流?の朝礼を体験してもらった時も2人は初めての経験だったので軽く衝撃を受けてたみたいでしたし楽しんでもらえたみたいでよかったです。

僕自身そのあとは少し飲み過ぎてしまい、天然ぶりを発揮してしまいましたが、2人にフォローしてもらい助けられました。

少し心配型だからこそ色んな細かい気配りができる裕(ひろ)さんと、あまり深く考え過ぎないからとにかく前向きな新ちゃんでお互いが両極端な性格ですが、お互いが無い部分をフォロー仕合える関係でこの2人の性格はまさに僕ら夫婦そのもので笑っちゃうくらい似てます。

こんな4人と星君を含めた新しいスタッフで(まだ増えますが)スタートします。

僕自身もそうですが、何よりスタッフが新しいスタートを楽しみにしてくれてるのがうれしかったです。


そして明日からはいよいよ被災地でのボランティアが始まります。

岩手県の遠野市を拠点にして活動するみたいなので作業する場所はまだわかりませんが、現地での写真はあまり撮らないつもりなのでブログをアップしたとしても写真なしでいきます。

これだけ浜岡原発が騒がれてきてますからどうしても必要だと判断すれば撮ろうかとも思いますが、なんか現地の方の感情を逆撫でしてしまう気もします。

あとは心に刻み込んで、できたら起きてほしくない[いつか]
の為に、そして現地の方の為に活動してこようと思います。

なんて書いておいて、初日から風邪でもひいて強制送還なんてならないように気をつけます。

しかし最近テレビでも東海大地震が30年以内に来る確率が80パーセント以上って頻繁に言ってるのはいささか凹みますね。

将来子ども達に

「なんでこんなに確率が高かったのにお父さんは引っ越ししなかったの? お店改装したりしたの?」

と聞かれたら辛いなぁなんて思いながら、子ども達の為にもぜひ外れてもらいたいものです。

では4日間頑張り過ぎないように頑張ってきます。
by suke-roku-sagara | 2011-05-11 23:39